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旅行が好きなSEの徒然なるブログ

A380で行くスリランカの旅(4) 2日目

■シギリャロック

さて、2日目この旅の目的であるシギリヤロックに登ります。
事前に調べた情報によると、
■朝登るのが良い
スズメバチに注意
■入り口でガイドの勧誘があるが無視する
ということでした。
朝から登るために選んだホテルでもあります。シギリヤロックは7時から入れるそうなのですが流石に前日の疲れもあり、そんなに早くは起きられませんでした。。7時過ぎにホテルのブッフェで朝食を食べました。あまり食欲がないのと、登っている途中でトイレに行きたくなるのもまずいと思い、控えめに。カレーが数種あり、辛くないカレーがなかなか美味しかったです。
朝食を終えて、さぁ行こうと思いましたが外は雨。プールサイドで雨が止むのを待ちました。ドイツから来たという夫婦が雨は止むよと言ってくれました。
少しすると弱まったので、ホテルのフロントで道を聞いて、地図を書いてもらいました。
しかしホテルから出ると雨が強くなってきたので引き返し、また30分ぐらいロビーでま待ちました。
いよいよ雨も止み出発。
ホテルからは途中でトゥクトゥクも拾えますが20分くらいなので歩きました。
何度となく、通りすがるトゥクトゥクに乗らないかと言われたり、無料だから後ろに乗れっていうおじさんがいたり。
段々とこういう誘いにうんざりしてきました。
シギリヤロックまでの道は近くに象に乗って散歩する施設があるからか、道には象の排泄物が沢山ありました。近づくと、周りがお堀になっていて芝生があり、牛や猿、リスなんかも見かけて入り口までたどり着きました。

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日本人ツアーが1団体と他にはそんなに人もいませんでした。
チケットはなんと4200ルピー。高いですね。入り口付近ではガイドの勧誘がありましたが無視しました。

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チケットを見せて入場します。
そして、シギリヤロックの麓まで来ると大きさに圧倒されました。

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まずはシギリヤレディを見に行きます。

石の階段を上り、

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壁の入り口までは後からつけられた階段を上ります。

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壁に描かれた美しい絵を見ると、歴史を感じましたね。

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こんな絵が昔はもっと沢山あったそうです。

壁画を見た後は先に進むと、頂上への入り口、ライオンの足の部分と階段があります。

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ここからはかなり大変な会談になります。無事に頂上まで上ると、いまは何もありませんが、昔宮殿だった頂上からスリランカの土地が見渡せます。

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天気が悪かったのですが、遠くまで見え、むしろ霧が幻想的な演出をしてきてラピュタにいるようでした。

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見渡す限り周りは緑の森でしたが、不思議と長くいても飽きず、綺麗な空気を吸って癒やされました。
降りている途中、日本人の団体と中国人の団体が登って行き、だいぶ賑やかでした。心配していたスズメバチもどこにいるかもわかりませんでしたが、騒がしくなると興奮して出てくると書いてあったので、やはり朝早くいって大正解でした。
シギリヤロックに上ると汗びっしょりで、ホテルに戻ってシャワーを浴びました。やはりこのホテルに泊まって良かったです。
1時間ぐらい休み、荷物をまとめてチェックアウトし、ロビーで待っているとタクシーが迎えに来ました。
アフンガッラまでは、グーグルマップでナビを表示すると、車で5時間と出ていました。
途中ATMによってお金を出し、休憩のためのレストランにも寄りました。
ドライバーはレストランでは食べず、どこか奥に消えて行きました。
半分が野外のレストランで、うろうろしていましたが、ちらっとメニューをみても、なんだか高くて食べたいものも無く、暇そうなウエイターが何人もいたので仕方なくパウンドケーキが500ルピーをいただきました。運転手を待ってる間、ウエイターに沢山話しかけられました。
スリランカの内陸は高速道路はもちろん、幹線道路なども無いので、基本的に道は街をつないでいて、街の中を突き抜けるため、その度に小さな渋滞になります。無数の小さな街があり、また、道路工事をやたらとやっているので片側通行で渋滞したりと大変な道のりでした。途中雨が降って道は洪水の様になったり、警察のような人に止められドライバーが何か話してお金を払ったりと、色々なことがありました。
18時頃にコロンボ近くのスリランカで2本しかない高速の1つに乗り、飛ばして南部まで向かいましたが、ここでドライバーから、ナビあるの?どこで降りるかわかる?と聞かれ、多分ここだよと教えました。
グーグルマップをオフライン保存しておいて良かったです。もし僕がわからなかったら彼はどうしたんでしょうね。
高速を降り、目的地に近づくとドライバーから、もう遅いね、明日も僕は朝から仕事だし、また戻らなきゃいけないんだ、と言い始め、こんなところで降ろされたらたまったもんじゃないと思い、あと少しだねと言うと、知ってる知ってる行くホテルは知ってるよと。
ホテルについたのは19時でした。7時間もタクシーに乗ったの事はありませんでしたが、日本車で快適だったのでそこまで苦にはなりませんでした。
チップも含めてあげようとすると、高速代払ってくれと言われ、300ルピー追加で14800ルピーに500ルピーチップをあげました。
ヘトヘトのドライバーを見るとなんだか少し可哀想にも思いましたが、それが仕事なので最後弱音を吐かずに運転して欲しかったです。
夕陽に間に合わなかったのが残念ですが、ジェフリーバワのホテルは、海の音が聞こえ、綺麗なロビーに、沢山の中国人!

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流石にお腹が空いたので、すぐにレストランに行くとビュフェしか無かったので、隣のカフェへ。パスタを食べました。
部屋は広くて、今回はちゃんと布団もありましたが、エアコンが停止できなく、常にファンの音がしてうるさかったです。
お風呂はバスタブはありませんでしたが、お湯はちゃんとたっぷりでました。

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これで本日はお終い。移動が勿体無かった気もしますが、各地に名所が散らばっていて、交通が発達していないこの国では仕方ないことですね。もう少し、日程に余裕があればよかったです。

A380で行くスリランカの旅(3) コロンボ到着&1日目

コロンボ空港到着

コロンボ空港、正式名称:バンダラナイケ国際空港にはほぼ定刻で到着しましたが、入国の頃には日付が変わり、0時を過ぎでした。

空港の規模は、タイの地方の空港のような感じ。到着ロビーは右手にタクシーやツアー会社、左手に銀行やATMがありました。

まずATMで20,000ルピー(約17,200円)を引き出しました。10,000ルピーが2枚という使えない高額紙幣が出てきたので、有人両替所に行き、小さくしてほしいと頼むと、ATM使ったの?と聞かれ、そうですというと、小さくしてくれました。

そして、初日に予約したコロンボのホテルまでタクシーを手配します。タクシー会社の方に歩いていると声をかけられ、どこまでか言うと料金を教えてくれました。

3,100ルピーだよと言われ、2,500にして欲しいと交渉。そうるすと、高速料金300を別で払ってくれればそれでもいいと言われ、悩みました。ホテルの予約時にもピックアップがありましたが、それはUS$35だったので、それに比べうると安いかと思い、車にはエアコンが着いているかと聞くと、もちろん、トヨタプリウスだよと言うので、2,800で承諾しました。(もう少しいけた気がする)

タクシーの人に連れられ空港の外にでると、深夜なのに出迎えの人が沢山でした。こんな深夜ではなくもっと昼に到着する便にすればよいのにと思いますが、何か理由があるんですかね。

高速を通り、約30分でコロンボの駅周辺に。高速を降りると都会かと思いきや、街灯もすくなく、薄暗い中を少し走り、ホテルに到着。

コンフォート@15というホテルです。大通りからは少し中に入っていますが、すぐにわかりました。入口は不用心にも横開きのドアが開いていて、半分寝ているおじさんがいました。チェックインをして、部屋に案内してもらいました。

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数時間寝るだけなので十分です。1泊6,500円

 

鍵が簡易なので少し怖かったですが、とても静かでした。

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ベッドの上で歯を磨いていると、何やらトイレから流れる音が・・・。勝手に流れるわけもなく、覗いてみると、何か黒い影が便器の中に入っていったような・・・。

1階なので、もしかしたら下水から何か生物が出てきたのか!?と思いましたが、近くに行って覗いてみると何もありません。しかしこんな状態では安心して眠れないので、蓋をしました。

 

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これで大丈夫!

ベッドに行きましたが、布団はなく、シーツが引いてあるだけでした。スリランカは蚊が多いと聞いていたのですが、部屋にはいなかったですが、何かわからないすごい小さな虫はいました。

眠れない・・・。これなら、空港で時間をつぶしてればよかったなと思いました。

 

スリランカ1日目

ほとんど眠れないまま、朝6時に出発です。
ホテルからコロンボフォート駅までは大通りに出て、すぐにトゥクトゥクをつかまえることができ、200ルピーでした。
コロンボ最大?の駅はこんな感じ。

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朝の駅前は静かで野良犬やホームレスが何人かいるくらいでした。(昼と夜は全く別の顔で、最終日の夜にこの雰囲気をイメージしていたらカオスでした)コロンボからキャンディまで1等車があるのは朝の7時一本のみ、事前にネットで予約します。(こういうところは進んでる)予約表を印刷して改札に持っていくと、17番に行けと言われました。

 

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17番はどこだ・・・。8、9・・・

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後ろを振り返ると、なんと紙に書かれている17番が・・・。(10~16もどこかにあるのか?)


中に窓口があり5人ぐらい並んでいました。
無言で紙を渡すと、チケットと交換してもらえました。
そしてまたさっきの改札のおじさんにチケットを見せると、後ろにいた人がこっちに来いみたいなジェスチャーをして来ました。
これは付いていっても安全なのか?と疑いながらもまぁ駅のなかだしと思っていました。
改札からずっと左に歩き、駅の屋根の無くなったぐらいで、ここだとジェスチャー。あーここに電車が来るのか、別に案内されるまででもないなと思っていたら、建設中?ビルを指したり、ここから写真を撮るとイイよというジェスチャー。ふーん、と思っていたら、胸ポケットからカードをだしてdeaf schoolのカードでした。自分はしゃべれないみたいなジェスチャー、そして紙を出してschoolのことがなんやら書いてあって、そのあとは国と金額と名前のサインがズラッとありました。怪しいと思ったけどやっぱり・・・・。募金しろと。
紙には1000ルピーがほとんどでしたが、1000もあればかなりの距離トゥクトゥクに乗れます。はぁあ。ふざけた野郎だと思いながらも、じゃあ100と書いたらもっとみんなしてるみたいな素振り。本当かどうかわからないけど、この時点でこいつは嘘だと思いました。
旅の最初からトラブルも嫌なので、500と書き直しお金を渡しました。その後もしばらくしゃべれないとか色んなジェスチャーをした後、電車が来る前に去って行きました。この国で無料の親切は疑うべきだと心に近い、電車に乗車。

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1等車は事前予約で 1,450ルピー。車両にはドアがついており(当たり前のようで当たり前ではない)エアコン完備、シートは硬くないシートでまぁまぁの座り心地。ただ、どこかのネジが緩んでいるのかガタガタします。

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二人くらい制服を着たのお兄さんが車掌としていて、走り出すとパンと水が配られます。

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それから車内にはモニターが、二台あり映画が流れていました。窓の外は結露で見えません、内側ではなく外側が結露なのです。
田舎道を2時間走り、キャンディの街に到着。駅を降りるとバスやトゥクトゥク、人混みでカオスな街でした。この国に信号はないようです。
キャンディには仏歯寺という、ブッダの歯があるお寺がありました。ぶらぶらと寺の周りを散策。アジア人は殆ど見かけず、たまに観光の欧米人がいます。寺院に入るとガイドするよーと声をかけられますが無視。
歯がどこに飾られているかよくわかりませんでしたし、中まで入る必要もないなと思い、寺を外からみてバス停へ。次の街ダンブッラに向かいます。
駅を出て、仏歯寺院までにバスターミナルがあったので、多分そこに行けばいいのかなぁと思いバス停へ。
様子を見ていると、バスには車掌がいて、行き先を大声で何度も言って客を呼び込んでました。日本の八百屋なんかよりもっと煽ってました。おそらく乗った人からもらった運賃分がその人の稼ぎになるんでしょうね。バスは満席になって立ちのりが出るぐらいまで出発しません。更に、バスには前後で入口があり(もちろんドアはない)出発してからも、行き先を言って飛び乗る人がいて、車掌もギリギリに飛び乗ります。
近くにいた呼び込むをしていた人に、ダンブッラっていったら、向こうのバス停だと言われ、確かにガイドブックに駅のちかくにバスターミナルがあるって書いてあったのでそちらに向かいました。
本当に沢山のバスと人。この人たちはいったい何をしにどこに向かうのだろう。

駅の近くはバスと人で本当にカオスな状態で、ここからどうやってバスを見つければいいんだろうと思っていると、丁度走ってくるバスから身を乗り出してる車掌さんと目が合うと、ダンブッラ?ダンブッラ!となり、乗り込みました。

いやーなんてついてるんだろうと思ったのは一瞬で、バスの中は満席で立ち乗り。少し行けば席が空くかなと思ったのですが、そんなことはなく、逆に途中でどんどん人を乗せてぎゅうぎゅう。少し走ると車掌さんはそのぎゅうぎゅうの中を料金を集めに周ります。100ルピー安い・・・。運転席の隣だったので、運転を見ていましたが、よく見ると、スピードメータは壊れていて何キロ出ているかわからないし、携帯電話で電話したり、途中で車掌が下りてお店で水を買ってきたりして、日本なら信じられませんが、もうここではなんでもありです。1時間ぐらいゆられると、現地の女子中学生や高校生(おそらく)が乗ってきました。中学生くらいの子はみんな白い衣装におさげで、高校生ぐらいの子は、いろんな色の衣装でした。リュックを持っていましたが、見るともうボロボロで縫って補強してあったりしました。

立っている人たちの入れ替わりはあるのですが、座っている人たちはなかなか降りません。結局、2時間、山道や小さな町を通過してダンブッラまで立ちぱなしでした。

車掌さんがわざわざダンブッラだ、ここで降りろみたいなことを言ってきました。

降りようとした時に、バスが急に動いて頭を網棚にぶつけました・・・。

もう路線バスは乗らないと誓いました。降りたら雨が降ってきました。

すぐにやむかなと思って、近くの軒先で雨宿りしていたら、話しかけてくる人が。

いいよいいよと言っても話してくる、どうやらトゥクトゥクドライバーのようでした。

この辺で傘売ってるかと聞いたら、数軒先のお店を案内してくれました。

しかし、ピンクの折り畳み傘しかなく、断念。雨も強くなるし、もうこいつに頼むかと決め、これから寺院を見て、そのあとシギリヤに行くんだけど、というと、1,400ルピーで、俺の傘も貸してあげるよ、と。

高いなと思いましたが、バスでの疲れもあったり、雨にうんざりしてきたので、載せてもらいました。

洞窟の寺院へは10分程度。

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どーんといきなり金色の大仏が現れます。ここで、入場券を買います。1,500ルピー(高いだろ!)

左にある坂道を上ります。立乗りバスの後ではキツイです。

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階段があったり綺麗に舗装されていない箇所もあり、雨上がりで滑りそうになりました。

頂上に着くと、靴を預けて裸足になります。(ここでも金をとるのか・・・)

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こんな感じで、大きな岩のしたに洞窟の入り口がいくつかあり、中に仏像が沢山います。

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洞窟のなかに沢山の仏像。

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洞窟の中に仏像・・・

だんだんこの量に圧倒されますし、なんだか怖くなってきます。

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そして一番大きなのがこれ。人が写っているのでどのくらい大きいかわかると思います。

こんな山の上の洞窟に誰がこんなものを持って来て作ったのでしょうか。

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周りは見渡す限り緑。

 

トゥクトゥクで、シギリヤに向かいます。途中スーパーに寄ってもらいました。

小さなスーパーでしたが、警備員がいてここでも話かけられました。紅茶とカレー粉を買おうと思って持っていると、「ティー」「カリー」と、単語を言ってきました。

ダンブッラからシギリヤまでだいたい30分程度だったと思います。ホテルシギリヤに到着です。

チェックインをして、ロビーにいくと・・・

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これですこれ。これを見るためにこのホテルに泊まりました。直前料金で1泊9,000円。

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バスタブはありませんが、綺麗で広い部屋でした。しかし、またしても布団はなく、シーツのみのベッド。この国ではそれが普通なのでしょうか・・・。

ホテルの周りには何もないので、夕飯はホテルのレストランへ。みんなビュッフェを食べていましたが、僕はアラカルトメニューをもらいナシゴレンを。

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1,000ルピーで、味はまぁまぁでした。

前日眠れてなく、とても疲れた1日だったので、早めに寝ようと考えていましたが、その前に、次の日の移動方法を考える必要があります。

翌日は、シギリヤロックに上り、午後には、南部のリゾート地まで行く必要があります。

電車を調べるとコロンボに夕方着のがありますが、また、バスでキャンディまでいかないといけないと思うと、少し高くてもタクシーをチャーターしようと思いました。

ホテルのフロントに行き、アフンガッラまで行きたいけどタクシーだといくら?と聞くと、料金表をみて、25,000ルピーぐらいだねと言われました。高すぎる・・・。再度部屋に戻って検討。電車だと2等車に乗らないといけないし、山道のバスはもうこりごりだと思い、タクシーにしようと決意する。

フロントに行くと同じ人がいて、明日アフンガッラのホテルまでタクシーで行きたいというと、タクシー会社に電話をしてくれました。18,000ルピーだよと言われるが、高いなぁというと、ユアプライス?と聞かれ、12,000!と強気で言ってみると、隣にいた女の従業員さんは、首を振って笑っていました。もう一度、電話をしてくれ、何やら交渉・・・。ラストプライス、14,500と言われ、まぁ仕方ないか、12:00にホテルに来てほしいと言いました。

現金がないので、カードでホテルで払えるか?と聞くと、それはできない、ATMがあるから、寄ってもらうといいよと言われました。

なんとか翌日の行動が決まり、やっと寝られます。

長い1日でした。

 

さて、次の日はいよいよシギリヤロックです!

 

A380で行くスリランカの旅(2) 寄り道のシンガポールからコロンボまで

■羽田~香港

羽田空港の国際線は何度か乗ったことがありますが、朝は久しぶりでした。

7時ごろに羽田空港について、今回はスーツケースも持って行かないため、預ける荷物はないので、そののまま保安所へ・・・と思ったけれども、紙の搭乗券を出してもらいにカウンターへ。羽田-香港、香港-シンガポールの搭乗券をもらいました。

保安所はいままで見たことないぐらいの行列でした。深夜便の時はいつも空いていたイメージでした。ビジネスクラス、ファーストクラスや上級会員用のレーンはありましたが、そこも並んでいるのであまり意味を成していなかったように思えます。

ファーストクラスまであんなに待たされるのはいかがなものでしょうか。そういう点はやっぱり成田の方が規模も大きいので整っていますよね。一度成田の「Z」カウンターを経験してみたいもです。

ANAのラウンジですが、工事も終わり(工事中は本当に酷かった!)広くて綺麗になりました。JALの国際線ラウンジは行ったことがないですが、両方入った人によると、やはり、ラウンジはJALが良いと聞きます。

さて、香港までのANA(NH)のビジネスクラスですが、近距離なので、767の古めの機材でした。ビジネスクラスもフラットにできないタイプのクレードル型です。

実はここ数週間お腹の調子が悪く、出発の前日念のため病院に行ったら、虫垂炎かもしれないと言われました。いわゆる盲腸です。胃腸が元々弱く整腸剤を飲んで入れば治っていたので、まさかそんな診断がでるとは思わず、正直迷いましたが、とりあえず抗生物質と整腸剤を1週間分処方してもらいました。

そんなわけで、お酒は控えてこの日はあまり食べない方が良いということで、機内食は断ることに。

「あのーお腹空いてないので、軽食って何がありますか?」

「後でサービスすることも可能ですよ?」

「いや、いいです、軽食は何がありますか?」

ここで少し嫌な顔をされる。なぜ・・・。

「軽食は・・・雑炊X%#&スープです」

一つの長い商品名を言われたのか、いくつかに分かれていたのわからず。

「それで」というと、

「はい」といって、野菜の入ったクリームスープが来ました。まぁ普通のインスタントのクリームスープですね。

NHのビジネスクラスは、経費削減型ではないでしょうか。他社はテーブルに白い布のクロスを引いてくれますが、こちらは青い使い捨てのナイロンのランチョンマットです。

機内ではスターウォーズが全エピソードやっていたので、見ながら寝ました。

定刻に香港到着。乗継時間は1時間15分だけど、搭乗時間までは30分程度。

免税店急ぎ足で見て、タイガーバームのを買いました。

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これ、良く効きます!飛行機に乗って肩が凝った時など、ひと塗りするだけですぐに引いていきます。臭いはそこまで強くないですが、どうしてもタイガーバーム臭はしばらくのこりますね。シンガポールの市内の薬局なんかでも売っていて、STRONGタイプとNORMALの2種類がありますが、免税店ではSTRONGしかありませんでした。

時間がない中、SQのラウンジを覗きました。人が多くて混んでいて、食べ物も特に魅かれるものはなかったです。

 

■香港~シンガポール

時間もないので乗り場へ。SQのラウンジの目の前が搭乗口でした。

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SQのA380は機内に階段はなく、(どこかに隠れてるのかもしれないれども)搭乗するときは、ボーディングブリッジで1階と2階で分かれています。

いやぁ、とにかく広い座席です。

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おそらく他社のファーストクラスと同じぐらいではないでしょうか。

テレビの画面も大きく、両脇には、ドリンクフォルダーや小物入れ、鏡があります。

ただ、座席のリクライニングはやりにくかったですね。

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こういうボタンがある会社が多いと思いますが、(ANAのペーじより拝借)SQのシートは、背中、席、足の3つの大きなボタンがシートの横にあって、硬いボタンを長く幼いといけない点がマイナスでした。また、ベットスタイルにするにも簡単にはできないので、4時間のフライトですし、やっている人はいませんでした。また、座席はあまり切れに掃除されていませんでしたね。食べかすやごみがちらほら。

搭乗するとすぐに飲み物を持って来てくれました。

SQのCAさんは、「美人で上品」という言葉が合うのではないでしょうか。

本当に綺麗な人がそろっていて、制服が似合っていますね。会話するときも、わりと小声でさらっとサービスする印象です。

約4時間のフライトです。Wi-Fiは無料で数分使えるクーポンをもらえました。

機内食はメインが選べるランチでした。

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前菜のサラダ

 

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メインはチキンライスを選びました。(ライスとパン・・・)

味は・・・そこそこでしたね。お皿に盛りつけられているので美味しく感じるのもあると思います。これがエコノミー用のパックで出してるものだと言われても、納得してしまうくらいのでした。(少し悪く言い過ぎましたね)

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この後、あまりおいしくないデザートのムースが出て、その後さらにチーズが出ましたが、チーズは断りました。デザートの後にチーズを食べる気持ちはやっぱりまだわかりません。

はじめてのA380 、SQのビジネスという興奮もあってか、あっという間にシンガポールに着きました。

香港-シンガポール間がこの超大型機を飛ばすぐらいビジネス利用が多い路線なんだろうなと、乗る前は考えていましたが、ガラガラでした。ビジネスクラスは半分以下でしょうか。

シンガポールでは、丁度同じ日に来た友人と会い、1泊しました。

ホテルはペニンシュラエクセルシオールホテル。ビジネスホテルを少し良くしたぐらいですが、City Hall駅からすぐですし、値段も安く、小さなプールが2つありました。

 

シンガポール観光

翌日、街をぶらぶらしてインターコンチネンタルのアフタヌーンティーに行きました。

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2種類のセットがあり、2人で1つずつ頼みましたが、量が多かったです。写真のもの以外にスコーン等が出ました。

ピアノの生演奏があり、月曜日だからか人もまばらでゆっくり話し込めました。

ウエイトレスのお姉さんの制服が、スリットがすごい上まで入っていて、ストッキングの一番上までチラチラ見えるのが気になりましたが。

その後は、1 altitudeのルーフトップバーに。18時過ぎに行きましたが、まだ日が落ちておらず、遠くまで良く見えました。

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1時間ぐらい経つとすっかり日も落ち、マリーナ方面がとても綺麗に見えました。

シンガポールの夜景は、程よくキラキラしているので、とても癒されました。

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日頃の疲れも癒されて、もう日本に帰ってもいいかなぁなんて思うほどでしたが、今回の旅の本番はこれからです!

20時過ぎにタクシーで空港へ向かいます。

シンガポールコロンボ

コロンボの空港はどうやら夜に到着する便が多いらしく、このシンガポールからの便も2235発で、2355着です。日本からの直行便だともう少し早い夜に着きます。

シンガポールのラウンジでシャワーを浴び、TWGのお茶を飲んで搭乗します。

シンガポール空港は、各搭乗ゲート事に荷物検査があり、搭乗の少し早めにいって、荷物検査を終え、何もない待合室で待たなければなりません。

この待合室で、コロンボ行きはインド系がほとんどで、中国系と欧米人が数人程度です。もちろん日本人の僕は浮いてました。この待っている間、本当にスリランカなんて一人で行って良いものだろうかと一抹の不安がよぎりました。

搭乗時間になると、ビジネスクラスや上級会員は先にどうぞ~と声と紙で案内していますが、待合所からボーディングブリッジへは改札はなく、ドアのみなので、そんな声なんかはお構いなしに、全員ぞろぞろ集まって来てしまい、エコノミーの人は待ってくださいと案内するのが大変そうでした。

機材はA330で、こちらのビジネスくらすは普通のビジネスクラスです。

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香港からのが大きすぎで、小さく感じてしまいますが、十分足は延ばせますし、ゆったりできます。

海外の航空会社では男性CAもよく見かけますが、この便は2名男性CAがいました。一人はかなりご年配のようでした。

さて、夕飯です。

 

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前菜はとても美味しかったです。

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メインはシーフードのヌードルを選びましたが、味付けはいいんですけどね・・・。白身魚が大量で大味でした。

 

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デザートのエスプレッソブリュレとベリーは美味しかったですが、かなり甘いので少量でよかったです。

シンガポールからコロンボも4時間程度です。こちらもあっという間の到着でした。

コロンボは日本と時差-3:30です。30分ずれるタイムゾーンは初めてでした。

さて、次回はいよいよスリランカです。

A380で行くスリランカの旅(1) 出発準備 なぜスリランカ!?

8月に取る夏休みがなかなか取れず、12月に1週間休みが取れたので、スリランカに行ってきました。

その旅行記を数回に分けて書こうと思います。

■なぜスリランカなのか

12月に1週間休めるということで、本当はベルギー、フランス、ドイツのクリスマスマーケットを周る旅行を計画していました。なかなかこの時期に長期休めることはないので、ドイツの有名なクリスマスマーケットは行ってみたかったし、ANA(NH)のマイルが溜まっていたので、ファーストクラスにも乗ってみたかったので、ファーストクラスがある飛行機が就航している数少ない都市、フランクフルトは、今回の旅先にはもってこいでした。

しかし、パリでテロがあったり、ベルギーが厳戒態勢のため、ギリギリ11月末にキャンセルしました。
1週間せっかく休みがあるし、航空券は、マイルで取れるので直前でしたが、どこかに行こうか検討し、はじめはプーケットなどリゾートでのんびりしようかと考えてましたが、なんとなくそんな気分でもなかったので、何処かいいとこないかなと、スターアライアンス各社の就航都市を見ていました。
アジアならシンガポール航空(SQ)、タイ航空(TG)を使うのが便利だなと両社をwikiで検索して見ていたところ、コロンボという都市が目に飛び込んできました。
2社とも就航しているし、スリランカなんて行ったこともなければ、誰かを誘ってもきっと一緒に行ってくれる人はいないかなと思い、ここだと直感で決めました。

■航空券の予約

早速ANAの特典航空券を調べてみることに。ちょうど同じ時期に友達がシンガポールに行くということで、シンガポールで一泊して、帰りバンコク乗り継ぎで行けないかなと考え、東京ーシンガポールコロンボバンコクー東京で検索しました。
シンガポールまではNHとSQが直行便を出していますが、SQは他社の特典航空券のビジネスクラス(C)には古い機材しか解放してないと聞いていたので、NHの773の新しい機材がいいかなぁと検索結果を見ていました。
今年から変わったANAの検索結果は本当に見にくくなっています。

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こんな風に縦に結果が出てきて(これでもまだ東京-シンガポールの1部)、2回乗り継ぐ遠回りする変な経路も沢山出てきて、次の画面に行くにもこの長い画面を全部下までスクロールする必要があります。
しかし、今回はそのおかげで(?)、シンガポールまで香港経由で行くと言うものに目が止まりました。香港からはなんと、SQのA380のCクラスが空いているのです。
目を疑いましたが、間違いありません。
この瞬間、今回の旅行のテーマが頭の中に浮かびました。
A380で行くスリランカの旅」
前々から総二階建てのA380に乗りたいと思っていましたので、ちょうどいい機会でした。それに、A380の座席は新しい広いものです。帰りはTGのA380にうまく乗り継げる時間ということもわかり、2社の380に乗れるという最高の組み合わせです。(飛行機に興味がない人にとっては不思議だと思いますが)
今回のフライトはこんな風になりました。すべて特典ビジネスです。サーチャージも安くなりましたね。

[1]12月6日(日) NH859
 東京(羽田) - 香港
 08:55発12:55着

[2]12月6日(日) SQ863
 香港 - シンガポール
 14:10発18:10着

[3]12月7日(月) SQ468
 シンガポール - コロンボ
 22:35発23:55着

[4]12月11日(金) TG308
 コロンボ - バンコク(BKK)
 01:30発06:25着

[5]12月11日(金) TG676
 バンコク(BKK) - 東京(成田)
 08:00発15:50着

◇必要マイル数
 63,000マイル

◇お支払い総額
 39,320円

コロンボスリランカ航空で日本から直行10時間でも行けるようです。

スリランカ情報収集

スリランカに行くと決まったものの、ほとんど知識がありませんでした。スリランカといえば、ポディマハッタヤさんぐらいしか知りません。(小学校の国語の教科書)

まずはネットで旅行記を調べてみましたが、明らかに数が少ない!本屋に行きガイドブックをみなしたが、こちらも種類が数が少ない。arucoが写真が多くてわかりやすそうだったので買いました。

ガイドブックを読むと、スリランカは、

世界遺産がいくつもある

・ビーチリゾートがある

・北海道より少し小さい広さで各地に見どころが散らばっている

・アーユルベーダが有名

・紅茶と雑貨

ざっくりとこんなところでした。

 

世界遺産の中でも、シギリヤロックはとても有名で、写真からも行くこと即決でした。ビーチリゾートは、インフィニティプールの考案者のホテルがあるので泊まってみたいと思いました。

 

その2か所を周るように、ざっくりと旅程を考えたのですが、国内の移動手段が限られており、時間もかかるので、とても迷いました。

それに加えて、コロンボ到着が深夜なのも悩ましいです。ほとんどの飛行機が夜から深夜にかけて到着らしいです。なんなんだこの空港は。

一番近い街ニゴンボまでは、タクシーで30分程度、首都のコロンボまでは1時間、大抵どちらかの街に初日は止まるようです。

どちらか選ぶ前に、翌日シギリヤに行くにはどうしたらよいのだろうと考えました。コロンボからシギリヤまで、バスで行くと6時間程度、電車で途中のキャンディまで2時間、そこからバスに乗り継ぎ3時間程度。これなら電車を選択でしょうと思い、時刻表を調べると、事前に予約できる電車は朝7時コロンボ駅発のみでした。

(あとから調べるとこれは1等車がある列車で2等など当日駅で買う電車は沢山ありました)

そこで、7時に駅に行くのであれば、前日に近くまで移動しておこうと思い、初日はコロンボのホテルに決定。

 

事前に予約したものをまとめると、

コロンボまでの航空券

・ホテル3泊分(コロンボ、シギリャ、アフンガッラ)

コロンボからキャンディの電車(1等車)

以上

 

他の移動手段は現地でなんとかなるだろうと考えてました。

そもそもこの短い期間でこれだけの箇所を周るのが無謀だったわけですが。

 

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赤の丸がホテルの場所です。参考までに同じ縮尺で関東を載せてみました。

スリランカの高速道路は、太いオレンジの2本海沿いにしかありません。

 

僕は旅行の前はわりと調べたり準備していく方なのですが、今回は最低限の予約だけでいきました。

出発準備編はここまでです。次は、コロンボ到着まで。

JAL vs ANA (2) -羽田空港編-

先日書きました通り、前提としてANA贔屓ということを考慮して読んでいただけたらと思います。

まず、空港の比較として私が一番よく使う羽田空港を比べたいと思います。

日本最大の羽田空港は、国内線は2つターミナルがあり、モノレールだと1駅ぶんも離れています。

1993年に利用が始まった第1ターミナルは、JALグループを中心に利用されていて、約10年後の2004年にできた第2ターミナルは現在では、ANAグループを中心に利用されています。

近年、私は第2ターミナルばかりを使っていましたので当たり前だと思っていたこともやはり比べてみると色々と気づきがありますね。まず、第2ターミナルに到着して思うことは、ガラス張りの建物で広く感じることです。日が差している時間は自然の明かりでとても気持ちよく、これから始まる旅の楽しい予感がします。

何度もこのターミナルを使っているとこれが当たり前のように感じてしまいなすが、久しぶりに第1ターミナルに行くと、天井は高くて広いはずなのですが、薄暗くて狭い感じを受けてしまいます。10年の月日の違いはここまでかと思わされます。

保安所に行くまでのお店などは、どちらも互角ではないでしょうか。それぞれ羽田オリジナルのものや東京のお土産など多くありますし、レストランもそろっています。

では、保安所を通り抜けた後はどうでしょうか。

第2ターミナルは、やはりガラス張りのせいか明るい印象を受けます。作りもシンプルなコの字型で、A~Dのどの保安所から入っても迷うことなく登場口にいけます。第一ターミナルは微妙に真ん中が膨らんでいて、端もコというこりエに近い形になっています。

そして、なにより大きな違いは、到着した人が同じフロアには入ってこないことです。第2ターミナルの到着者は、ブリッジを降りると一つ下の階を通り到着ロビーに出るので、出発者と混ざることがありません。第1ターミナルは、というより他の国内空港は大抵同じですが、到着者も入場ゲートを通って同じフロアから到着ロビーに出るので、どうも人がいろんな方向に歩いていて混んでいるように感じます。利用者がおおい羽田空港なのでなおさらそう感じるかもしれません。

第2ターミナルの良いところばかり挙げましたが、最近、何度か第1ターミナルを使いいくつかよかったなと思うところがありました。はじめは暗いなという思いでしたが、「花の楽園」と呼ばれる緑や水があふれる場所があったり、伊勢丹が入っていたり、食事をするところも沢山ありました。第2ターミナルは保安所を抜けたあとは、地方空港と同じくANAのお土産屋があるだけで、あまり面白くないです。

 また、飛行機好きとしては、第1ターミナルの方が飛行機が近くて出発までの間、写真を撮るのには、適していると思います。第2ターミナルは、到着するとかなり近 くに見えるのですが、やはり出発前の方がこれから乗る機体を近くでじっくりみたいものです。第2ターミナルが出発の方がガラスに近い作りであったら完璧な のにと何度思ったことでしょうか。

 

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第2ターミナルはどうしても窓に近い方に到着の通路があるため、待っている間に写真を撮るとこうなってしまいます。

 

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第一ターミナルは間近に飛行機が見えて写真も撮りやすいですね。

 

以上羽田空港編でした。

次は機内、CA編でも書こうかと思います。

シンガポール航空搭乗記

先日バリに旅行に行ってきました。その際、シンガポール航空を利用しましたのでその時の登場記を書きます。

シンガポール行きの深夜便

今回は金曜日だけを休んでバリ2泊3日という弾丸気味な旅行のため、羽田の深夜便を利用しました。

羽田発の深夜便はこういう時に便利ですよね。現地で有効に時間が使えますので、週末に気軽に東南アジアに行けるようになりました。ただ、僕自身、シンガポールやタイなど深夜便を数回経験していますが、結構辛いです。全てANAでしたが、深夜便とはいえ、機内ではあまり寝られませんし、早朝に到着し、ホテルもチェックインできずに、出かけなければなりません。

今回は初めてのシンガポール航空を利用しました。スターアライアンスの制覇へはまだまだですが、これで1つ増えました。

羽田発のシンガポール深夜便は、シンガポール航空(SQ)、ANA(NH)、JAL(JL)と3つ飛んでいます。

SQ 22:55発5:00着 777-300

NH 23:55発6:15着 787-8

JL 00:05発6:15着 767-300

シンガポール航空は3つの中で一番早く出発し、そして一番大きな機材ですね。

木曜日の夜に仕事が終わり、家に帰って羽田に向かうとなると、22:55は結構ギリギリです。ANAJALは1時間遅いため少し余裕があるのではないでしょうか。

 

シンガポール航空のサービス

さて、初めて乗ったシンガポール航空ですが、サービスは総合的にはなかなか良かったと思います。

・機材

往路の777-300は、はっきり言ってボロくて狭い機材でした。羽田の深夜便はどこの航空会社もこんなものかな?と思いましたが、後から調べてみると、JALは新型767、ANAは787を投入していることを考えると、今後に期待です。

シンガポール-バリの往復のA330-300、それに、羽田への復路は777-300ERは新しいシートになっており、広めで楽でしたね。ユナイテッドのエコノミープラスぐらいあるのではないでしょうか。エンターテイメントは日本語対応ものが少ないですが、6時間程度のフライトであれば問題ないと思います。A380などは更に新しいシートになっているはずなので、もっと快適かもしれません。

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こちらが新しいシート。

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折り畳み式のテーブルは最近主流になって来ているんですかね?ただ、鏡があるのは初めてみました。

・食事

やることのない国際線の機内で、機内食は楽しみの一つですよね。東南アジアの深夜便の場合、ミールのタイミングは難しいと思います。乗る方としても、どのくらい機内で出るのかで、搭乗前にどの程度食べておけばよいのか考えておく必要もありますしね。

これまで乗った、ANA、タイ航空の深夜便の場合、搭乗後に飲みもの、到着前に軽い朝食でした。深夜に出発となると、夕飯も食べてきてますし、そのくらいで十分かもしれません。しかし、シンガポール航空は、夕食と朝食がでました。

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夕食の魚です。

 

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朝食のパンとマフィン(炭水化物が多すぎる・・・)

夕食の味はまぁよかったのではないでしょうか。

夕食の後はアイスが配られました。

シンガポール航空といえばシンガポールスリングが飲めるのが良いですね。ワインも美味しかったです。

・CA

さて、シンガポール航空というと、あのCAの制服や渦巻の髪型を思い浮かべる人も多いと思います。女性は全員スタイル抜群ですね。欧米系のがっちりした方は皆無でした。日本の便には数名日本人も乗っていましたが、やっぱりあの制服を着こなせるのは、濃い東南アジアの顔ですかね。

機内誌の中に、制服の色とポジションについて書いてありました。

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男性も意外と多く、ネクタイの色で分かるようです。

 

■揺れて揺れて・・・忘れました?

全般的に良かったシンガポール航空の評価ですが、東京-シンガポール間は往復共にかなり揺れました。気象の影響なのでどうすることもできない部分もあるので、たまたまだったのかも知れません。シートベルトサインはかなり長く点いていて、ミールサービスも中断になったりもしました。

ここで一つ些細な事がありました。

復路で夕飯の際に、シンガポールスリングを頼みました。普通飲み物はワゴンの上にあり、その場でサーブされるのですが、シンガポールスリングは裏で作ってから持って来てくれます。(この点はとても素晴らしいサービスだと思います)なので、注文すると、後で持ってくるからちょっと待っててね、となるわけです。

座っていた席が後ろから2列目だったので、とりあえず最後までミールを配ってから作って持って来るつもりだったのでしょうが、シンガポールスリングが来る前に揺れが激しくなりシートベルトサインが点灯、CAさんたちも座ってしまいました。

悪いタイミングだったなと思いながらも、こればっかりは仕方ないので、とりあえず食事をしていました。その後、シートベルトサインは消えないものの、サービスは再開し、アイスを配りはじめました。

あれ・・・シンガポールスリング作ってくれないのかなぁ・・・

きっと、アイスを配った際に思い出してくれるのでは?という淡い期待を持ってきましたが、そんなことはなく、アイスも食べ終わってしまいました。

そうしているうちに、前の席の方から食事を下げはじめました。完全に忘れられている。

ということで、別のCAが(服の色が緑だったのでリーダーの方です)通りかかったので、シンガポールスリングをずーっと前に頼みましたがと英語で言うと、すぐに担当の日本人CAに伝えに言ってくれて、担当の人が持って来てくれました。

あー忘れてたなぁと思いながら受け取ろうとすると、揺れが激しくてシートベルトサインが点いていましたので、うんぬん、と、忘れていましたとも、謝罪もしないで説明をはじめたので、わかりましたとだけ言って下がってもらいました。

アイスを配ったり、食事下げてたんだからそれは言い訳で、忘れてただけだろう!と言いたくなりましたが、まぁそこは抑えておきました。

自分の間違いを認めて謝罪することは、決して恥ずかしい事ではなく、自分のためにもなると思います。

 

最後は少し?なところはありましたが、全般的には良い航空会社だと思いますし、次はA380で乗りたいなと思いました。

 

JAL vs ANA (1) -ANA贔屓な理由-

飛行機ネタを少しずつ書きます。

まずは、国内大手2社の比較をしようと思いますが、その前に前提として、私はANA贔屓なのですが、なぜそうなったかを書きます。

 

私が飛行機に初めて乗ったのは、物心つく前だったので、残念ながら記憶にありません。家が横浜にあり、母親の実家が四国にあるため、年に数度飛行機で母親と四国に行っていました。幼稚園、小学校の頃は、夏休み、冬休みは必ず母の実家で過ごしていたので、年に2往復はしていました。

昔は、まだジェット機がそこまでなく、プロペラ機で2時間以上かけて東京-四国を往復していました。当時、日本の航空会社は、JALJASANAの3社でしたが、私が利用していた四国の空港は、ANAJASしか就航していませんでした。そのうちジェット機も飛ぶようになりましたが、それでもその2社のみで、どちらかを選択するしかありませんでした。

当時のJASANAのサービスには、子供ながら雲泥の差があったと感じていました。

ここからは記憶だけで書くので多少間違いがある可能性がありますので、ご了承を。

まずチケットですが、今ではインターネットで購入してチェックインをスキップをするのが当たり前ですが、当時は旅行代理店で購入していました。チケットに磁気がついていてそれを通す形態になったのもANAが先だったと思います。JASは、ずっとちぎる形でしたね。

機内サービスの違いですが、おそらく大きかったのはテレビと子供に配られるおもちゃだったと思います。おしぼり、飲み物は同じだったように記憶していますが、JASは飴だけだったかもしれません。夏休みごろは子供も多く、ANAの機内ではドラえもんを流してくれたり、飛行機のレゴやビニール風船などいくつか選べるものの中からおもちゃをもらえました。JASはテレビがなく(その路線の機材だけかもしれませんが)おもちゃもあまり魅かれるものはなかった記憶です。

そんな少しのサービスの違いですが、私は必ずANAのチケットを取るように親にお願いしていました。たまにどうしても取れない時は、JASに乗っていたのですが、かなり不満だった記憶があります。

当時はまだ機内サービスも充実しており、クリスマスに乗った時は、ケーキとクリスマスソングテープをもらいました。いまでは、おしぼりもなくなり、飲み物だけになりましたね。(子供用のおもちゃはあるのでしょうけど)

 

こういった経緯から、大人になってもANAが好きで、贔屓にしており、2年前にはSFCも取得しました。

そんな、ANA贔屓の私ですが、昨年国内線で初めてJALに乗り、また、今年度もJALに何度か乗っています。その理由と2社の比較はまた後日書きます。