クロアチアの旅 3.ザグレブへ
クロアチアの旅、3番目の記事でよやくクロアチアが出てきます。
パリからザグレブへ
前回のパリの空港からの続きです。
パリ18:30発ザグレブ20:20着のクロアチア航空に乗ります。機材はA319で、140人ぐらい乗れる飛行機です。
搭乗は、スターアライアンスゴールド、ビジネスの優先搭乗とそれ以外で分かれていましたが、優先搭乗は私一人でした。上級会員が多いのはやはり日本だけでしょうか。
前の3列がビジネスクラスですが、とはいえ、シートは同じです。
そして自分しか乗っていないので、18席独り占めでした。
使い捨てのおしぼりが配られました。
このメニュー表は必要なのでしょうか。
2時間程度の飛行でこのような軽食が出ました。
パンは少し温かかったですが、チキンは冷たかったです。
これならサンドイッチなどの方が良いですね。
飲み物を移すのを忘れましたが、ワイン等アルコールもそろってました。
ザグレブには定刻通りに到着しました。クロアチア航空は機材が少ない中で、沢山とばしているのでよく遅延しているそうですが、今回は大丈夫でした。
空港からはバスで市街までいけます。バスはクロアチアクーナしか使えないようなので、空港で両替をします。
私はいつもATMでキャッシングをするのですが、桁を間違えて1万円分だすところを10万円だしてしまいました。しかも最悪なことにDCCの悪いレートでした。
最終的に色々と現金で支払い、最終日にユーロに戻し、そこまで損はしませんでしたが、キャッシングの時は気を付けようと思いました。
バスで30分程度、ザグレブのバスターミナルに到着します。バスターミナルは観光のメイン所の南東部に歩いて20分程度のところにあります。
トラムの駅がバスターミナルの目の前にあるので、どこにでもすぐに行けますが、私はバスターミナルの目の前のホテルを2泊予約しました。
スーツケースが大きいのと、翌々日に朝5時台のバスに乗って出かける予定だったためです。
ホテルはこちらのhotel9です。
バスターミナルからは、おりてトラムの駅を超え、右手に数分歩くとあります。遠くからだと分かりにくいかもしれないですが、近づくとすぐにわかります。
フロントは24時間開いているらしく、とても親切でした。
宿泊税をチェックインの際に支払いました。
こちらが部屋です。
それぞれ部屋ごとの作りが違うようです。私の部屋は白で統一されていました。
アメニティはエトロでした。歯ブラシはなかったです。
値段も高くなく、これだけ綺麗なホテルだったのでとても満足でした。
この日は、直ぐに寝ました。
朝食は上の階で、ビジネスホテル程度のバイキングはありました。2日程度は飽きないと思います。
バスで移動されるのであれば、おすすめのホテルです。
クロアチアでは、全部で6泊しましたが、最初のここザグレブの2泊だけがホテルです。
他は民泊に泊まりました。ザグレブも民泊がかなり多かったですが、朝が早いのでホテルにしました。
ザグレブの観光は1日あれば十分周れます!
朝9時ごろから20時ごろまで1日ザグレブ観光をしました。
1日あれば有名なところを周るのには十分ありました。博物館や美術館は入らなかったので、もしゆっくり見るのであれば、1.5日から2日あると良いかもしれません。
ザグレブの主要な観光名所はほぼイェラチッチ広場の周りに集まっています。
Hotel9からは、歩いても15分から20分でいけますが、トラムが走っていて安いのでイェラチッチ広場までトラムで行って最後歩いて帰ってくるのが良いかもしれません。
私は途中ホテルに戻って休んだりしたので、2往復使いました。
トラムのチケットは、キオスクの「TISAK」というところで売っています。
お店の人は観光客慣れしていて英語が使えますので、ワントラムチケットといえば買えます。
このような紙のチケットです。
トラムは新しい2連結の車両もあれば、古い1両の車両もありました。
帰りのトラムの中はこのように汚い落書きだらけでした。
乗車すると中に黄色のチケットを挿入して日付か印字される機械があるのでそれを通せばOKです。先頭部分にある機械だけが紙に対応していて、真ん中より後ろにある機械は、カードをタッチするものしか対応していないので注意が必要です。
トラムはスリに注意と色々なところに書いてあったので、かなり気を付けて乗りましたが、私が乗った時はそこまで危ない雰囲気は感じませんでした。
では、ここからはザグレブの名所を紹介します。
ここはオリエント急行の宿泊ホテルとして使われた、5つ星ホテルのホテルエスプラネードです。ヨーロッパの5つ星としてはかなりお安く泊まれるので、2人旅でしたらこちらが良いかもしれません。
ザグレブで一番有名な聖マルコ協会。
聖母被昇天大聖堂は、工事をしていましたがかなり大きくて見応えありました。
世界一短いケーブルカーです。こちらは真ん中のドアから入り、窓口でチケットを買ってのります。本当に一瞬です。
こちらはザグレブの胃袋と呼ばれている青空市場です。野菜、果物、蜂蜜、花等売っていました。この左の部分から地下に入ると、精肉やスパイス等売っている店があります。なぜかヨーグルト専門店(といってもスーパーで売っているようなパックもの)が長蛇の列でした。スーパーで買えるのになと思いましたが、何かあるんでしょうね。
ザグレブでの食事
ランチに食べた、シュトゥルクリです。クロアチア料理はなかなかありませんが、こちらはクロアチアの伝統料理のようです。
ラザニアに近いと思います。私はシンプルなSolty Cheese味を選びましたが、ブルーベリーやアップルなど甘い味のものもありました。
凄い美味しいものでもないですが、外が寒かったので、温かくなりました。1人で1つ食べるとちょっと飽きてしまいました。
「La Struk」というお店です。
お菓子屋さんでケーキを食べました。ザグレブの老舗のケーキ屋さん「VINCEK」
中はかなり混んでました。ケーキはかなりの種類が置いてありました。
夕飯は、「Good Food」というお店でハンバーガーを食べました。こちら100%クロアチアビーフのようで、美味しかったです。
10月のザグレブは寒い
この後、南の都市へ行きますが、そのあたりとは全く異なる完全に秋から冬になる時期でした。ユニクロのウルトラダウンベストを持って行って良かったです。
お土産はザグレブで
クロアチアで有名なお土産と言えば、トリュフの塩やオリーブオイル、チョコレート(バヤデラ)、ラベンダー等が有名です。ドブロブニクにももちろんありましたが、ザグレブのスーパーの方が安かったです。
また、hotel9のルームフレグランスがとてもいい匂いだなと思ってみてみると「Notes of Zagreb」と書いてあり、調べてみるとお昼を食べた近くに専門店があるということで行き、ルームフレグランスを買いました。香りは10種類ぐらいあり、どれもザグレブに関連する名前が付けられていました。The Witch of Grichを1つ購入。少し荷物になりますが、ここでしか買えない香りなので。
小さな首都ザグレブ
ザグレブの観光を紹介しましたが、最初にお伝えした通り、一日で十分な小さ目の都市です。観光客はそれなりに居ますが、首都なので、地元の人は沢山います。これが、他のスプリットやドブロブニクに行くと、完全に観光地となり、ほとんどが観光客になります。クロアチアの人の生活に触れるには、ザグレブが良いと感じました。
次回はプリトヴィツェです。