クロアチアの旅 5.ザダル~スプリト~トロギール~
クロアチアの旅行記も5つめに入りましたが、まだまだ旅は続きます。
もう旅行してから1か月経ってしまったので、早急に続きを書かないと忘れそうです。
夕陽の街ザダル
プリトヴィツェから南に行く場合、多くの人はスプリットまで行くのではないでしょうか。バスだと4時間以上かかるので、私は途中の町ザダルで降り、泊まることにしていました。
ザダルはさほど大きくない街なので、日本ではそこまで有名ではないかもしれませんが、ヒッチコックが「世界一夕陽が綺麗な街」と言ったことでこちらではとても有名のようです。
10月は日の入りが18時ごろだったので、バスが遅れたら夕陽は見られないなと思っていましたが、17時にバスがついて、そこからUberで宿まで10分程度、宿は夕陽がを見る場所からの目の前をとりました。
この日から、ホテルではなく、クロアチアではSOBEと呼ばれる民泊です。
Booking.comで予約し、サイト経由で事前に何時に着くか、連絡しておきました。
オーナーとのやり取りもスムーズにできるので、booking.comの民泊はお勧めです。前日に向こうから何時に来るか質問がありました。
バスターミナルに着いた時点で、再度連絡を入れておきました。
Uberは近くのところまで行き、下ろしてくれ、そこから1分ぐらいあるいておそらくここかなと思うと、アパートの前に女性が立っており、手を振ってくれました。
部屋の中は本当に綺麗で、使い易かったです。鍵をくれて、明日帰るときは鍵をポストに入れておいてくれればいいよと言ってくれました。
外から見たアパートです。この1室を貸してもらいました。他の部屋は普通に住んでいるのか、同じような民泊なのかはよくわかりませんでしたが、廊下では誰にもあわなかったです。
モダンなベッドルームでした。冷蔵庫にはスナックやワイン等の飲み物がフリーでありました。
アメニティもちゃんホテルのような小分けのものがちゃんとありました。
いい匂いがするなと思ったら、ルームフレグランスが、ザグレブで買ったお店のNotes of Zagrebが置いてありました。
時間は、18時少し前なので、目の前の海岸へ。人が続々と集まってきていました。
ここには、シーオルガンと呼ばれるものがあります。文章で説明するのは難しいですが、海岸に波が打ち付けると、その風が穴の中を通り、海岸沿いに開いている無数の穴から出て、音がなる仕組みです。ボーーーーという音が鳴っていました。
さて、夕陽の時間です。
私も座ってしばらく眺めてました。
みんな座って眺めています。シーオルガンの穴がわかるでしょうか。
おぉこれが世界一の夕陽・・・なのか・・・。
この日は御覧の通り快晴でしたので、おそらくこれがMAX綺麗なのだと思います。
私個人的な感想としては、そこまで感動しなかったです。
いままで自分が見た中では、バリ島の夕陽です。バリ島でみる夕陽は、本当に綺麗で2回行きましたが、2回とも感動しました。また行きたいです。
日が暮れたので、プリトヴィツェで沢山歩いたので、早めにご飯を食べて寝る事にしました。
クロアチアはピザを売ってるお店がどこも多かった気がしました。このように一切れずつ店頭で売ってくれるので、その場で食べるか、頼むと箱に入れてくれてもって帰れます。
冷蔵庫にあったフリーのCAVAを飲みました。
宿の周りは結構遅くまで人がいたので、少し音が気になりましたが、しっかり眠れました。これで1万円ぐらいなので、とてもいい宿でした。
翌日朝早めに起きて、ザダルの街を散歩しました。2時間もあれば、旧市街の城壁内は周れます。
こちらが旧市街の正門
ザダルのシンボル、聖ドナト教会。
早朝のミサを行っていたのか、入ろうとするとダメとジェスチャーされました。現地の人はすいすい入っていってました。
10時のバスに乗って次の目的地スプリトに向かいます。
ここで初めて窓口でチケットを買いました。本当はネットでも買えますが、間違えてクロアチアクーナが余っていたので。
他の方のブログにも書いてますが、バスの窓口の人は英語話せますが、結構怖いです。なぜかわかりませんが、やる気がないとかではなく、なんとなく怒った口調です。ですが、聞けばちゃんと教えてくれます。
バスの出発1時間前にターミナルについてましたが、やはりバスは早く来ることはなさそうです。
トレイは3クーナコインで使えました。となりにスーパーがあったので、少しブラブラ。また、ターミナル内にカフェというか売店がいくつかあってパンなど売っていたので、そこで購入して、待っていました。
バスは2階建てで、御覧の通り天井が低かったです。ザダルからスプリト行のバスの多くは、ザグレブからスプリトまでのものに、途中でのるかたちになるので、混んでいるようです。それでも席がなくて立ち乗りにはなっていませんでした。隣に座っていた人は、チェコから旅している人でした。
クロアチア第二の都市スプリット
だいたい2時間ぐらいで着きました。ザダルも少し暑かったですが、スプリトに着くと、本当に夏です。半袖1枚で過ごせる気温でした。
バスターミナルから旧市街中心地までは、歩いて5分程度でしょうか。
まさに観光地というのような人の多さでした。この日の宿も民泊で、ターミナルと町の間に位置するところでした。
こちらも手順は同じで、サイトで着く時間をあらかじめ伝え、直前でもう一度連絡しておきました。
二階建ての一戸建ての上と下で分かれており、私は下の階でした。鍵は外扉と、うち扉で2つあり安心でした。少し鍵の回し方にコツがいりましたが。
部屋は綺麗でローズマリーをテーマにしてあり女子感すごかったです。
ただし、シャワーが簡易ブースで、水の流れが悪く、翌日も溜まっていました。
前日までとは大違いで、ここから南はずっと夏のような気温でした。
なので、毎日ジェラートを食べました。イタリアが近いせいか、どの都市もジェラテリアが沢山。
どこの店も美味しかったので、適当に入って大丈夫だと思います。
スプリットの街を少し紹介します。
この街は、宮殿がそのまま旧市街になり、その宮殿の基礎の上に街を作って店や家があるようなところです。
このように遺跡の中で暮らしてます。
旧市街の外は港になっています。
ボートが沢山あって、湘南を思い浮かべます。
こちらが一番のシンボルですね。広場には観光客がいつも沢山いました。学生の人たちがお金を集めるために、コスチュームを着て写真を撮るのをやっていました。
この中は登れるのですが、かなり急で狭い階段が続くので、体力のある人は。
ほとんど登ってる人はいませんでした。
登るとスプリットの街が見渡せます。
時間が合ったので、近くの丘に登って、そこから写真を撮りました。
こうやって見るとスプリトも十分オレンジの屋根が綺麗ですね。ドブロブニクからくると少ししょぼく感じてしまうかもしれませんが。南下するコースでよかったです。
この日は、パン屋で大きなサンドを買って食べました。
スプリトは半日で十分みれたので、翌日は朝からトロギールに行きました。
スプリットから1時間程度行ける小さな古都です。バスはローカルバスと、長距離バスのどちらでも行けるそうですが、ローカルバス乗り場が少し離れているので、バスターミナルに行きました。
7時過ぎに着き、先にドブロブニク行のチケットを買い、その後トロギール行きのチケットをというと、7時30に2番乗り場に来るからチケットは運転手から買ってと言われました。(またチケット売り場の人はとてもぶっきらぼうでした)
2番の前で待っていてもバスは来ず、30分近くになって、1番乗り場にバスが来て、車掌さんらしき人が折りてきたので、トロギール?というとうなずかれ、お金を払おうとすると乗れ乗れと言うようにバスを指してきました。
しかし30分になっても出発せず、誰も乗ってこないし、不安になってきました。
45分ぐらいになると数名のって来て、8時に出発、出発してしばらくすると料金回収されました。
50分でトロギールに着きました。
ザダルよりさらに小さい街でしたが、中国人、日本人の団体がいました。
何も食べたりしなければ、1時間で周れるような街でした。
帰りはローカルバスで。いくつか途中で停車したのと、バス停が旧市街の北の坂の上の方だったので歩いてホテルに戻るのに10分以上かかり、合計で70分から80分ぐらいかかりました。
12時30のバスに乗り、いよいよクロアチア最後の都市ドブロブニクへ向かいます!
このバスが長くて、国境も超えますし、どんなバスかと思いきや、今まで一番ぼろいバスでした。トイレも、充電も、WIFIも何もなし。でも途中で休憩がが何回かあったので、トイレの心配は大丈夫でした。
ボスニアヘルツェゴビナに入国した時は、バスで全員パスポートをチラ見されます。
そして、最後の審判・・・かのように、選ばれた若いバックパッカーの夫婦が下ろされ、荷物室からも荷物をだし、連れていかれました。
何があったのかは全然わかりませんが、10分ぐらいで戻って来て、バスは出発。
途中ボスニアヘルツェゴビナ内でも休憩があり、折角なので、売店を覗いてみましたが、特に変わったものはなく、何も買わずに出発。ここでだいたい16時です。再度クロアチアに入るときも、パスポートをチラ見されます。ここを通過すればもうドブロブニクは目の前です。
さらっと書くつもりが意外と長く書いてしまいました。
クロアチアをゆっくり訪れる人は通る街ですね。ハイライトだけでよければ、この辺りは飛ばしてもよいと思います。
ザグレブからドブロブニクに直接飛行機で行くのもいいですね。バスで南下していくのも段々と風景や気温が変わっていって楽しかったです。
できれば鉄道が通ると一番ですよね。
では、次回は、お待ちかね?のドブロブニクです!