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旅行が好きなSEの徒然なるブログ

クロアチアの旅 2.パリへ

引き続きクロアチアへの旅を書きます。まだ、クロアチアにはたどり着きません。

今回は、台北からパリへ移動について書きたいと思います。

パリでは本当色々ありました!

前回の台北編はこちら(クロアチアの旅 1.台北へ - ChimChimBlue

 

エバー航空 ビジネスクラス搭乗記

エバー航空は、2013年にスターアライアンスに加盟し、その後もサービスの質もよく5スターに選ばれたり、何かと気になっていた会社です。台湾へのエコノミークラスは乗ったことがありましたが、ビジネスクラスは乗ったことがなかったので、今回乗りました。

エバーの長距離便でヨーロッパは、ウィーン、アムステルダム、ロンドンそしてパリがありますが、なぜかほとんどがバンコク経由なのです。パリ便は直行便ですし、23時台出発なので、ちょっと台北によってなんてもできます。

 

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シートはヘンリーボーンで、斜めに向いているタイプです。リモコンにも大きなディスプレイがついているので便利でした。

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配られたアメニティとパジャマです。

アメニティケースはリモワで、今はこの色なんでしょうか。もう少し爽やかな色が欲しかったです。

パジャマとスリッパは、ミシェル・オバマ氏のドレスをデザインしたこともある、ジェイソン・ウー氏によるものでした。このパジャマはなかなか良かったです。

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それから、ビジネスクラスにはイミグレーションのプライオリティカードが配られました。

 

定刻通りに出発し、0時を過ぎていますが、夕食が出ます。

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アミューズシャンパンです。

ANAのファーストクラスで出されているCRUGが飲めます。

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前菜のフォアグラのテリーヌ。

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メインは鴨とパスタにしました。

全体的に上品な味付けでした。もう少しパンチが欲しい人もいるかもしれないです。

 

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デザートはフルーツとアイスでした。めちゃくちゃ甘くて最後まで食べきれなかったです。

 

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台北からパリまでは、北を通って行きます。パリから台北は南側を通るらしいです。

食事が終わると、寝る用のマットを持って来てくれます。

フライト時間は約14時間、東京からだとスペインやメキシコに行ける時間ですかね。

ヘンリーボーンはフルフラットとはいえ、少し狭い感じが否めないです。

私は飛行機だとそこまでしっかり眠れず、うとうと2時間ぐらいして、あとは本を読んでました。どこでもガッツリ寝られる人が羨ましいです。

そうこうしていると、朝ごはんの時間です。

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これがかなりの量でした。

朝食を食べてそろそろつくから明るくなったかな、とシェードを上げて外を見ると、真っ暗でした。

ヨーロッパの秋は日の出が遅いですね。定刻通り7時過ぎに到着した空港は、夜中のようでした。

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朝のシャルルドゴール空港 荷物を預けて市外へ 募金詐欺に注意!!

さて、空港に到着し、機内でもらったら優先レーンのイミグレーションに入ると、朝だからか、担当は一人でした。また、車いすの人が来ると最優先になるらしく、これは普通の方が空いてるのでは?と思うような入国審査でした。何も聞かれずスタンプを押されました。

そんな入国審査を終え、台北から預けた荷物がちゃんとでるかなぁとバゲージクレームに行くとすぐに出てきてほっとしました。

近くのATMでユーロをキャッシングし、スーツケースを預けるところに移動します。

エバー航空は第1ターミナルに到着し、預けるところは第2です。

ターミナル間の移動は、無料のシャトルがあります。

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CDGVALというのがシャトルです。この目印の通りに進めばたどり着きます。

ですが、なぜか中国人の親子に、ターミナル2への行き方を聞かれました。

一緒に行く方向なので一緒にCDGVALに乗車。娘の方が日本語が少し話せるようなので、日本語で会話。二人はこの後ミラノにいくようです。同じ台湾便だったのかなと聞くと、中国から来ましたと言っていました。

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このように、ターミナル1から3を通り2に行けます。途中駐車場も止まりますが、ターミナル2まですぐです。歩くと相当遠いはずです。

 

ターミナル2に到着すると、中国人親子とお別れし、荷物を預ける場所を探します。

事前にシェラトンホテルを目指すと良いという情報があったので、ホテルを目指していくと、本当にホテルの入り口に来てしまい、入り口の反対側にあるのかなと、うろうろしていたところ、空港の係の人のような女性に英語で話しかけられました。

「あなたはどのターミナルにいくの?2E?D?」

私は荷物を預けるのでどこにも行かないけど、と思い何も言わないでいると、

「どこいき?どこからきたの?」

と執拗に聞いてきました。

「荷物預けるだけ・・・」

というと、あそこのオレンジのところが荷物預けるところだからと教えてもらいました。

やはり逆側でした。

教えてもらうとこれに、サインして、車いすのためのなんとかだからとペンと紙を渡されました。

あ~このパターンか・・・。

とりあえずでたらめの名前を書いたら、郵便番号もといわれ、これまたでたらめというか、読めないような字を書き去ろうとすると、募金を迫られました。

こういう手口、前回のパリに行った時に街中でよくあったので注意していましたが、まさか空港内であるとは。

振り切って荷物預けるところに向かいました。

みなさんも気を付けてくださいね。この女性は、振り切ったらしつこくなかったですが、中には道を教えたんだからとか言ってきそうですね。

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犯行現場はこのあたりです。

そして、夕方かえってくると同じ場所には、ちゃんとした係員がいました。

皆さんターミナル迷いやすいので教えてもらっていましたが、早朝は募金詐欺がいるので注意を。

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このオレンジの所が目印です。スーツケースなどカバンを販売している横で預けられます。

サイズと預ける時間で料金が変わります。何時に戻るか伝えて、パスポートを見せ、カードで払えます。

私が行った時間は一人も並んでいなくすぐに預けられました。

 

荷物を預けたらパリ市内へ向かいます。

バスか電車か迷いましたが、電車の方が目的地に近いところに行けると思い、RERを使いました。

乗り場は、スーツを預けたところから一つ降りた階に、券売機があります。

ベンチが沢山あって、みんな何を待っているのか、ダラダラしている謎の空間です。

券売機はカードも使えます。パリ市内はどこも同じ値段で、パリ市内という大き目のボタンが画面にあるので選び、大人何枚と入れると買えます。

私が買っていると隣の男性に英語で買い方を聞かれました。

券売機の奥に改札機があり、ホームに降りるエスカレーターがあります。

しかしどのホームの電車が行くか全くわからず、駅員さんに聞こうとするも、私には聞かないで的なジェスチャーをしてどこかに行ってしまいました。

仕方なく、画面に出ている次に来るホームに降りました。

そこには、水色のベストを着た人が沢山いて、この人たちは駅員さんなので安心です。向こうからどこに行くの?と英語で聞いてくれて、パリcityならこの電車であってると言ってくれました。

電車は半分くらい埋まってました。

空港を出発して、数駅間沢山の人が乗ってきました。通勤時間だからですね。そして乗ってくる人が皆、凄い厚着でした。ダウンを着たり、コートにマフラーをしたり。

空港から乗って来た人たちだけ薄着でした。

このRERはスリが多かったり危険ということで毎回バスを使っていましたが、朝の通勤時間は特に問題なかったです。座って前に荷物を抱えていたからかもしれませんが。

パリ北駅で半分近く降りていきますが、また少し乗ってきます。

私は次のシャトレレアル駅で降りました。この駅だとルーブル美術館やマレ地区なんかも歩いてすぐに行けます。

とはいえ、まだ9時なので、ほとんどお店等やっておらず、ぶらぶらと歩いてギャラリーラファエットの方に向かいました。

途中MONOPRIXオペラ店が開いていたので買い物をしました。お土産にLUXEのオイルや、クスミティなど。大量に買う場合は、ギャラリーラファエットでまとめて免税してもらった方がよいですが、少しだけの場合はMONOPRIXが安くてよいですね。

買い物は朝に! LVはギャラリーラファエット店へ!

今回、頼まれたボストンバッグをルイヴィトンで買うつもりでした。

朝のギャラリーラファエットはかなり空いていて、特にメンズ館にもヴィトンはあり、店員さんは暇そうでした。メンズ館の方は種類が少ないようでしたが、メンズのものであれば、ここで買うのがゆっくり買えそうです。

本館の方は大きかったです。

私はボストンバッグをもって観光するわけにはいかず、最後に凱旋門前の本店で買って、凱旋門前からバスに乗って空港に行く予定でした。(この計画は間違いでした)

ギャライーラファエットをブラブラし、近くのFragonardで石鹸を買い、ピエールエルメジェラートを買って食べました。ジェラートスタンドが外に出てるせいか溶け気味。

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そうこうしているうちに、あまり時間が無くなり、再度Monoprixを覗いてみるとレジには結構列ができていました。皆さん12時近くから動き出すんですね。

そのあと、パレロワイヤルにある香水のSerge Lutensのお店が見たかったので入りました。

おいてある種類は日本と同じで、値段もそこまで変わらなかったです。ただ、日本やギャラリーラファエットには四角い瓶のスプレー式のもしかないですが、ここは丸いスポイト?のような瓶のものがありました。結構高かったのと、結局使いにくいと思い、購入しませんでしたが、このお店の雰囲気だけでも楽しめました。

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最後に、ルイビトンの本店のある、凱旋門に向かおうとしました。

今回SIMはAISのものをもっていったので、どこでもネットが使えて快適でした。google mapで行き方もすぐに検索できます。

パレロワイヤルから凱旋門までを検索すると・・・

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なんと、キックボードを借りていく方法が出てきました。

パリをはじめ、アプリで簡単にレンタルできる電動キックボードが普及しているところは多いようです。パリでも何社かありました。

Uberが出るようにLimeというキックボードがGoogleと提携しているようです。

ただ、はじめてなので、怖かったので借りずに地下鉄で行きました。

 

そしてルイヴィトン本店到着。もちろん入り口は列ができており並びます。

ほとんど中国人です。10分程度で入れましたが、入った後、店員を見つけるのに一苦労です。とにかくスタッフは全員接客中です。仕方なく入り口に戻り、入り口整理のお姉さんにお願いすると、順番にスタッフを当てがってくれます。はじめから入ったらすぐにお願いするべきですね。15分ぐらい待つとようやく担当の人が当てられました。

欲しいものは決まっていたので、確認してもらうと、在庫が1つはありそうだと言ってくれました。探しにいくのでついて来いと。

途中レジの操作がわからないスタッフにつかまり待たされ、在庫を倉庫に確認いくのに待たされ。そして結局、いま接客している人が最後の1つを買おうとしているみたいで、それで本店の在庫は終わり。他の店舗なら在庫あるみたいと教えてくれました。

しかし時間があまりありません。モンターニュ店は歩いて10分程なので、行ってみました。

こちらは店舗の前に列はなく、静かなブティックという感じ。

しかし、中に入るとスタッフがほぼいませんでした。ようやく一人見つけて、これが欲しいんだけど、と言うとそれは上の階だから上に行ってと、しかし上の階に行ってもだれもいません。もう一度降りてきて、違うスタッフに聞くと、またしても上に行ってといわれ、上に誰もいないよというと、みんな忙しいんだよと。いや、あなた暇でしょうに・・・。そして、1回目に聞いたスタッフも談笑している。

きっと担当がきっちりきまっているんでしょうね。これならまだ本店の方が良いです。

 

ということで、まとめとして、LVはギャラリーラファエット店で購入がお勧めです。本店の方が在庫があると思いきや、そうでもないです。そして朝空いている時間に行って購入するのがお勧めです。

今回は時間切れのため、そのまま凱旋門前からLE BUS DIRECTに乗りました。日本からwebで予約し、バーコードのチケットPDFをiphoneに保存しておくだけでOKです。

バスは30分に1本きます。注意として、シャルルドゴール(CDG)行とオルリー(ORY)行きがほぼ同じ場所に停車します。私は間違えてオルリー行に乗ってしまったようで、チケットのバーコードを読ませて、乗り込むと運転手さんに、あれ?どこに行くの?これはオルリーだよと、言われました。はじめは運転手さんも気づいていなかったようなので、もしかすると気づかれないこともあるかもしれないです。ただ、オルリー行は誰も乗ってませんでした。

気を取り直して、14:40にCDG行に乗りました。道路が込んでいると2時間以上もかかると書いてあったので、少し早めに乗りました。飛行機の時間は18:30です。

市内は少し混んでましたが、高速に乗るとあっという間で、丁度1時間で空港に着きました。

スーツケースを朝の場所で受け取り、クロアチア航空の出発2Dへ行きます。

CDG空港は大きく、3つのターミナルにわかれていますが、ターミナル2は、更にA~Gまで分かれています。

これは全く別のターミナルと考えてもらった方がよいと思います。それぞれ離れており、もちろん中でもつながっていません。

今回利用した2DのターミナルはほぼLCCのEasy Jetが使っています。そしてこのターミナル、不便な作りになっています。

iPhoneの手書きで書いて絵で恐縮です。

ターミナルは孤を描くようになっており、黒く塗ってある部分が制限エリアで左に入り口があります。その前にカウンター(赤い四角)が並んでいますが、カウンターの前は、直ぐに外に繋がる通路があるのではなく、オレンジ色で書いた部分に壁があります。そのため、ターミナルに到着してからカウンターに行くには、1番左まで行くら必要があります。青い色が道路や通路です。

 

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電車を降りた私は、緑で書いた①の通り、右から来てまず一番左まで進み、クロアチア航空のカウンターが一番右なので、そこまで行きチェックインをして荷物を預け、再度制限エリアに入るために緑②の線の通り一番左の黒い入り口のところまで行きます。そしてゲートまで行くので何度も往復するような動きになります。

16時少し前にカウンターの前に着きましたが、誰もスタッフはいませんし、クロアチア航空の文字すらありませんでした。5分程待っていると、グランドスタッフの人たちが来はじめて、カウンターを作り始めました。

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画面にクロアチア航空が出たので、安心しました。
16時20分ごろにチェックイン開始です。一応スターアライアンスゴールドとビジネスクラス様に並ぶところはありました。

チェックインをして、まだ時間があると思いましたが、2Dのターミナルはほとんどお店もなく、また他のターミナルに移動するのも面倒だったので、そのまま制限エリアに入りました。

ラウンジがあるということで行ってみることにしましたが、制限エリア内も不思議な作りでした。

手荷物検査の後、搭乗ゲートがいくつかあります。先に進むと、出国審査の場所があり、その先にも搭乗ゲートがあります。

つまり、手前にあるゲートの便は出国審査不要の国内やシェンゲン内行き、奥のゲートは出国審査が必要な行き先です。

クロアチアは、EUですが、シェンゲンではないので出国審査が必要のようです。

そして、ラウンジは、出国審査の手前にあります。

 

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このように、奥にある搭乗ゲートに行くには出国審査を通ります。

一番右のレーンがラウンジへの通路になっています。

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階段を上るとそこそこ広いスペースのラウンジがあります。

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食べ物は残念な感じです。

 

出国審査があるので、搭乗のギリギリまでラウンジでのんびりしているわけにもいかず、少し早めに出ました。

ここの出国は、スタンプを押すだけのようで、ほとんど何も確認していませんでした。少し並んでいてもすぐに出国できました。

出国後は、カフェと免税店が1つずつありました。免税店は香水と少しのお土産だけでした。香水は全然安くなかったです。LUXEのオイルはここでも買えましたが、MONOPRIXの方が数ユーロ安かったです。

 

結論、2Dターミナルでは、買い物はできない。

ターミナル2の中には、アジアに向かうターミナルもあり、そちらは免税店やラウンジも充実しているようですが、この2Dは国内線だと思った方がよいですね。

 

さて、パリ編が意外と長くなってしまいました。次はいよいよ今回の目的地のクロアチアを書いていきたいと思います。