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旅行が好きなSEの徒然なるブログ

A380で行くスリランカの旅(4) 2日目

■シギリャロック

さて、2日目この旅の目的であるシギリヤロックに登ります。
事前に調べた情報によると、
■朝登るのが良い
スズメバチに注意
■入り口でガイドの勧誘があるが無視する
ということでした。
朝から登るために選んだホテルでもあります。シギリヤロックは7時から入れるそうなのですが流石に前日の疲れもあり、そんなに早くは起きられませんでした。。7時過ぎにホテルのブッフェで朝食を食べました。あまり食欲がないのと、登っている途中でトイレに行きたくなるのもまずいと思い、控えめに。カレーが数種あり、辛くないカレーがなかなか美味しかったです。
朝食を終えて、さぁ行こうと思いましたが外は雨。プールサイドで雨が止むのを待ちました。ドイツから来たという夫婦が雨は止むよと言ってくれました。
少しすると弱まったので、ホテルのフロントで道を聞いて、地図を書いてもらいました。
しかしホテルから出ると雨が強くなってきたので引き返し、また30分ぐらいロビーでま待ちました。
いよいよ雨も止み出発。
ホテルからは途中でトゥクトゥクも拾えますが20分くらいなので歩きました。
何度となく、通りすがるトゥクトゥクに乗らないかと言われたり、無料だから後ろに乗れっていうおじさんがいたり。
段々とこういう誘いにうんざりしてきました。
シギリヤロックまでの道は近くに象に乗って散歩する施設があるからか、道には象の排泄物が沢山ありました。近づくと、周りがお堀になっていて芝生があり、牛や猿、リスなんかも見かけて入り口までたどり着きました。

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日本人ツアーが1団体と他にはそんなに人もいませんでした。
チケットはなんと4200ルピー。高いですね。入り口付近ではガイドの勧誘がありましたが無視しました。

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チケットを見せて入場します。
そして、シギリヤロックの麓まで来ると大きさに圧倒されました。

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まずはシギリヤレディを見に行きます。

石の階段を上り、

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壁の入り口までは後からつけられた階段を上ります。

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壁に描かれた美しい絵を見ると、歴史を感じましたね。

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こんな絵が昔はもっと沢山あったそうです。

壁画を見た後は先に進むと、頂上への入り口、ライオンの足の部分と階段があります。

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ここからはかなり大変な会談になります。無事に頂上まで上ると、いまは何もありませんが、昔宮殿だった頂上からスリランカの土地が見渡せます。

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天気が悪かったのですが、遠くまで見え、むしろ霧が幻想的な演出をしてきてラピュタにいるようでした。

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見渡す限り周りは緑の森でしたが、不思議と長くいても飽きず、綺麗な空気を吸って癒やされました。
降りている途中、日本人の団体と中国人の団体が登って行き、だいぶ賑やかでした。心配していたスズメバチもどこにいるかもわかりませんでしたが、騒がしくなると興奮して出てくると書いてあったので、やはり朝早くいって大正解でした。
シギリヤロックに上ると汗びっしょりで、ホテルに戻ってシャワーを浴びました。やはりこのホテルに泊まって良かったです。
1時間ぐらい休み、荷物をまとめてチェックアウトし、ロビーで待っているとタクシーが迎えに来ました。
アフンガッラまでは、グーグルマップでナビを表示すると、車で5時間と出ていました。
途中ATMによってお金を出し、休憩のためのレストランにも寄りました。
ドライバーはレストランでは食べず、どこか奥に消えて行きました。
半分が野外のレストランで、うろうろしていましたが、ちらっとメニューをみても、なんだか高くて食べたいものも無く、暇そうなウエイターが何人もいたので仕方なくパウンドケーキが500ルピーをいただきました。運転手を待ってる間、ウエイターに沢山話しかけられました。
スリランカの内陸は高速道路はもちろん、幹線道路なども無いので、基本的に道は街をつないでいて、街の中を突き抜けるため、その度に小さな渋滞になります。無数の小さな街があり、また、道路工事をやたらとやっているので片側通行で渋滞したりと大変な道のりでした。途中雨が降って道は洪水の様になったり、警察のような人に止められドライバーが何か話してお金を払ったりと、色々なことがありました。
18時頃にコロンボ近くのスリランカで2本しかない高速の1つに乗り、飛ばして南部まで向かいましたが、ここでドライバーから、ナビあるの?どこで降りるかわかる?と聞かれ、多分ここだよと教えました。
グーグルマップをオフライン保存しておいて良かったです。もし僕がわからなかったら彼はどうしたんでしょうね。
高速を降り、目的地に近づくとドライバーから、もう遅いね、明日も僕は朝から仕事だし、また戻らなきゃいけないんだ、と言い始め、こんなところで降ろされたらたまったもんじゃないと思い、あと少しだねと言うと、知ってる知ってる行くホテルは知ってるよと。
ホテルについたのは19時でした。7時間もタクシーに乗ったの事はありませんでしたが、日本車で快適だったのでそこまで苦にはなりませんでした。
チップも含めてあげようとすると、高速代払ってくれと言われ、300ルピー追加で14800ルピーに500ルピーチップをあげました。
ヘトヘトのドライバーを見るとなんだか少し可哀想にも思いましたが、それが仕事なので最後弱音を吐かずに運転して欲しかったです。
夕陽に間に合わなかったのが残念ですが、ジェフリーバワのホテルは、海の音が聞こえ、綺麗なロビーに、沢山の中国人!

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流石にお腹が空いたので、すぐにレストランに行くとビュフェしか無かったので、隣のカフェへ。パスタを食べました。
部屋は広くて、今回はちゃんと布団もありましたが、エアコンが停止できなく、常にファンの音がしてうるさかったです。
お風呂はバスタブはありませんでしたが、お湯はちゃんとたっぷりでました。

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これで本日はお終い。移動が勿体無かった気もしますが、各地に名所が散らばっていて、交通が発達していないこの国では仕方ないことですね。もう少し、日程に余裕があればよかったです。