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旅行が好きなSEの徒然なるブログ

クロアチアの旅 4.プリトヴィツェ

クロアチアと言えば、ドブロブニクとこちらではないでしょうか。

プリトヴィツェ国立公園です。

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クロアチアに行ったら必ずここへ行くべきだと私は思います!本当によかったです。

では公園への行き方等を紹介していきたいと思います。

日本での準備 旅程の検討はしっかり。入園チケットとバスチケットを事前購入

プリトヴィツェは、ザグレブやザダル等の一番近い街からバスで2時間以上かかる場所にあります。どのような旅程を組むかとても迷いました。日帰りにするのか、公園近くで泊まるのか。

私の旅程は、ザグレブを早朝に出て、15時ごろまでプリトヴィツェに滞在し、バスでザダルに行き、その日はザダルに泊まるというプランにしました。

宿泊か日帰りかですが、私は日帰りで十分周れました。10月はハイシーズンではないからだと思います。他の方のブログを見ると、春から夏にかけては、観光客が多く、公園内を行列ができたり、中にある船も1時間以上待つこともあると書いていました。

春は雪解けで水量が多く、滝など見応えがあるようですが、秋も綺麗でしたし、行列などなかったので、良かったです。

あとは、天気ですね。ここは晴れていないと結構歩くのがつらいのと、景色の綺麗さが全然違うと思います。そういう意味では予備として2日とっておくのも良いと思います。私も泊るか最後までなやみましたが、運を天に任せました。見事に快晴でした。

事前に買っておくものとして、入園券がプリトヴィツェの公式ページで購入できます。チケットをスマホに保存しておけば、入園の際にバーコードを見せれば入れます。

チケットを買う際ですが、エントランス1と2どちらかが選べます。私は2から周ろうと思っていたのですが、間違えてはじめ1を買ってしまいました。(選ぶところがタブになっていて少しわかりにくい)

買った後で気づき、サポートセンターにメールをしたところ、エントランス2になった新しいチケットを送ってもらいました。ただ、結果的にこれはどちらを買っても問題ないと思います。詳細は後程書きます。

それから、バスのチケットはgetbybusのサイトで買いました。こちらも購入してスマホにPDFを保存しておくだけなので、便利です。

バスの窓口でも買えますが、プリトヴィツェ往復は事前に準備しておいた方が良いと思います。私もそこ意外は直接窓口で買いました。

 

ザグレブバスターミナルからプリトヴィツェ

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朝5時のザグレブバスターミナルです。

1階は電気がついていますが、パン屋さんのみやっています。パン屋さんはかなりの列でした。キオスクは、1階は閉まっていましたが2階は開いていました。

バスのチケットは2階の窓口が1つ開いていました。

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2階にゲートがありましたが使われておらず、そこを抜けると各バス停に降りるようになっています。

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写真がぶれていますが、奥に降りる階段がいくつもあるのがわかりますでしょうか。

ただ、どの番号のバス停に行けばいいのかが全くわかりません。チケットを見ると「NOT FIXED, PLEASE CONTACT OUR HELPDESK」と書いてあります。

早朝だからか、誰も係の人もいなくとりあえず適当に降りて行きました。

数台バスが止まっていたので、バスを確認していきましたが、行先がどうも違うようでした。クロアチアのバスは、時間が全然あてにならないという前情報で、早く出発してしまうこともあると書いてあったの焦りました。

うろうろしていると、バスの運転手さんのようなおじさんが話しかけてきたので、プリトヴィツェイキはどこか聞くと、405だと言われました。

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少し待っていると、出発20分前の5:25にバスが来ました。

スーツケースは7クーナ現金で別に払うと預かってくれました。

定刻通りに出発。私がクロアチアで乗った長距離バス4本はどれも時間通りか少し遅れて出発でした。

バスは新しいもので、Wifiも電源もありました。途中バス停に数分止まり、その後は真っ暗な高速をかなりのスピードで走行。高速を降りた後、10分休憩があり、小さいなお店がある駐車場に泊りました。出発して2時間ぐらい経ったときでした。

運転手さんは休憩後、人数を数えることもなく出発。あ、私の前の席に座ってた女の子いない・・・。駐車場から出た瞬間お店から出て、異変に気付き走ってる子が窓の外に見えます。誰かがクロアチア語で何か言って、運転手さんが道端に止め、ドアが開いてその子は何とか乗れました。

 その後30分ぐらい山道を走ると、プリトヴィツェに付きました。最初は、エントランス1、そのあとエントランス2に止まります。

私はエントランス2で降りました。バス停から公園の入り口まで分かりづらいです。ホテルベルビューとホテルプリトヴィツェの間の道を降りていき、その後は右に進むと小屋が見えてきますので、そこが入り口です。スーツケースを預けるのはそこになりますので、だいたいバス停からだと15分ぐらいかかりました。帰りこの坂をスーツケースを押して上がると思うとうんざりするほどです。公園入口の人にスーツケースを預けたいというと、鍵をもらえますので、更に先にある小屋にスーツケースを置き、鍵を返します。誰も確認などしていないので、セキュリティは十分ではないですね。

このブログを書きながらふと思ったのですが、エントランス1の方は、バス停と公園入口が近いので、スーツケースを持っていても大丈夫かもしれません。

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入り口でチケットを見せるとバーコードを読まれます。

さて、公園の周り方ですが、これはもう好みが分かれますし、体力と時間次第ですね。

私も事前に色々調べて周る順を決めていきました。

ただ、想定外だった点が1つ、園内を走るバスがあり、バス停が3つ(ST1~ST3)ありますが、ST2は公園の入り口の外でした。なので、ST2に来るとまた入園することになります。なので、エントランス1のチケットを持っていても、エントランス2で入ることはあります。

周り方ですが、有名な湖畔群を上から見下ろすのは、エントランス1に近い下湖畔のほうです。エントランス2は、下湖畔群と上湖畔群の境目になります。

私は先に上湖畔群を周り、その後下湖畔群を周りました。結果的にその周り方の方が、最初に滝や山道を歩いて、最後に全体を見下ろすところが見られて良かったです。

時間がない人は、エントランス1から入って有名なところをみるだけでもよいかもしれません。それだと数時間で見れます。

私の順序は、エントランス2から入りました。園内には、ボート乗り場が3つ(P1~P3)あります。エントランス2の入ったらすぐに、P1があり、それに乗って反対側のP2に向かいました。

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P1からP2は数分です。向こう岸が見えるくらいですからね。P2からバス停のST3まで歩くことにしました。上湖畔部分で、はじめは湖畔の周りや滝を見ながら歩いていますが、途中から山の中を歩いているようなところが続きます。

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木で作られた板の上を歩きます。

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すぐに有名な滝がありました。

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本当に水が澄んでていて綺麗でした。

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紅葉が始まったころです。

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後半は山道です。

だいたい1時間ぐらい歩いてST3に着きました。上り坂だったので、結構辛かったです。楽なのは、はじめに、ST2からST3にバスで行って、降りてくるルートの方が体力的には良いですね。

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ST3の奥にはさらに奥の方にいくHコースがありました。バスが10分程度でくるよといわれたので、少し進んで戻ってきましたが、更に山の奥深くに進む道のようでした。

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園内を走っているバスはこの様にかなり大きな車両が3台つながった可愛いバスです。

ST2で降り、またエントランス2から公園内に入りました。今度は入るときに、あなたコースは何?と聞かれました。特にコース決めてないと言ったら、何も言われずに入れました。

再びP1からボートに乗り、P2で乗り換えてP3に向かいます。P3までは、10分程度でしょうか。少し長めに乗りますが、このボートからの景色もとてもよいです。

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P3からST1を目指して歩くと、下湖畔群を全部みれます。

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魚もいます。

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水が綺麗で鴨の足までしっかり見えます。

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ここが最大の滝です。やはり秋は少し水の量が少ないようです。

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昨今は写真が加工されているので、実際はがっかりするということが多くなっているようですが、プリトヴィッツェでは、これ以上の景色が見えます。

8時30に入園してから、だいたい3時間。休むことなく歩き続けてほぼ全部周れました。

ST1からST2に戻り、エントランス2から出て、スーツケースを受け取り、お昼を食べにPoljanaというレストランに行きました。ホテルベルビューの隣です。

団体のアジア人で満席で外の席で食べました。

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ここで有名な鱒です。新鮮で身がほくほくでしたが、ただ焼いてあるだけのようで、味は薄かったです。塩をかけると丁度よかったです。

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食べていると猫が寄ってきました。

バスは15時15分ですが、余裕をもって、14時30にはバス停に行きました。

バスは5分程遅れて来ました。バスは満席で私はギリギリ座れましたが、その後乗って来た何人かは立っていました。ちゃんと予約したのに、もし順番が遅かったら2時間近く立ちです。予約していないと乗れないことがあって、満員だと通過することがあると前情報があったのですが、いい加減な会社ですね。バスはトイレがついていましたが、電源やWifiは着いてませんでした。

5分遅れで1705にザダルのバスターミナルに着きました。

 

次回はザダル、スプリットからドブロブニク到着ありまで書こうかなと思います。