キャセイパシフィックで行くセブ島への旅 (1)東京-香港-セブ搭乗記とキャセイファーストラウンジ
前回から丁度2年が経ちますが、ブログを更新します。久しぶりに更新しようと思ったきっかけは、自分が欲しかった情報が少なかったので、今後誰かの参考になればいいなと思ったからです。
今回はキャセイでセブに行った旅行記を、東京から香港乗継ぎセブ編、セブから香港乗継ぎ東京編、セブ島短期英語留学編と分けて書こうと思います。
前回まで、スターアライアンス派としてブログを書いていましたが、2017年にJALに80回以上乗り、めでたくJGPを保有することになりました。
その保有期限も今年の3月で終わるため、ワンワールドファーストクラスラウンジでも有名な香港空港を利用してどこかへ行こうと考え、会社で1週間休めることもあり、セブ島に行き、英語を勉強することにしました。
では、早速第1編として、セブ島までの搭乗記、ラウンジ体験記をどうぞ。
■航空券
まず、今回の旅程を紹介です。
東京ー香港 KA391便 6:40発 10:40着
香港-セブ CX925便 16:05発 18:55着
(滞在)
セブー香港 CX922便 12:20発 15:15着
(ストップオーバー)
香港ー東京 CX524便 1:25発 6:35着
サーチャージ等込みで58,300円でした。かなりお得な価格だと思います。
■早朝羽田の香港行KA391便は電車で間に合うのか!?
自宅最寄り駅の始発に乗って羽田空港に向かいます。東京モノレールの始発は4時59分ですが流石にそれには間に合わず、5時11分発、5時28分国際線ターミナル着の2本目に乗ります。
羽田空港の国際線は40分前締め切りなので、この便は6時締め切りです。そこまでギリギリではないですが、キャセイのホームページには、電車を使う人は間に合わない可能性もあるため、ご注意くださいと書いてあります。
乗った人の情報を検索したのですが、前の日から空港にいた人の情報ばかりで少し心配です。
KA391便は、時期によって微妙に出発時間が違うようです。この日は6時40分ですが、35分の時もあるようですね。また、便名もKA397便の時もあるようです。
5時30分のキャセイドラゴンのカウンターです。この日はJでした。ほぼ並んでる人はいないためすぐにチェックインできました。ただ、お正月の連休最終日ということで、この日に出発する人が少ないからかもしれません。連休初日だとこうはいかないかもしれないですね。
この時間、キャセイのラウンジは空いておらず、日本航空さんのラウンジへと案内されました。また、ファーストクラスのラウンジは6時からなので使えませんとも言われました。
搭乗時間は6時からなので、ほとんどラウンジでくつろぐ時間もありません。サクララウンジ内もすいていました。
ゲートの前に6時に着くと、寝てたりぐったりしてる人ばかり。私と同じように朝早く来たのか、徹夜だったでしょう。予定より10分遅れの6時10分に搭乗が始まりました。
と、いうことで、無事に羽田の早朝便は、前日から徹夜したり、空港近くのホテルに泊まらなくても間に合うことがわかりました。
ただ、時間がかなり短いということは、確かですし、カウンターや出国が混雑していたり、モノレールが遅れたりすると、HPの通り乗れない可能性もあると思いますので、参考までにしてください。
■キャセイドラゴンA321
A321の機内です。コーポレートカラーの赤とは逆に、機内のシートは青です。日本では考えられない組み合わせですね。
画面のサイズは十分ですが、コントローラはなく、画面タッチのみです。USBの充電もできます。
LCCほど狭くないく、最低限のスペースはありました。
この日搭乗率は60パーセントというところでしょうか、隣は来ませんでした。
窓越しに鶴丸が見えました。
安全のしおりは必ず見るようにしています。安全の意味もありますが、会社ごとにイラストが違って面白いのでぜひ皆さんも見てください。キャセイドラゴンとキャセイパシフィッは同じですね。
搭乗するとオンボードフュエルのため、シートベルトを外してお待ちくださいとアナウンスがありました。私は初めての体験でしたが、帰りの便もそうでしたので、キャセイさんではよくあることなのでしょうかね。
機長からのアナウンスがあり、 6時35分にはドアクローズ、40分にはプッシュバックが始まりました。
ミールの選択はスクランブルエッグとソーセジか、ビーフヌードルでした。
ビーフヌードルを選択、麺のくっつき具合はさておき、味は美味しくて満足でした。
キャセイ名物のアイスクリームはありませんでした。
はじめてのキャセイドラゴン、空いていたため5時間の飛行もナローボディーでも疲れることなく、また、ミールも美味しくいただけました。おそらく香港行の便を東京から選ぶ場合、キャセイグループだとこの便が最安値になることが多いのではないでしょうか。朝が少し大変ですが、香港に午前中に到着するので、弾丸で香港に行くのにはもってこいだと思います。ただ、ほぼ同じ時間の6:25発の香港エクスプレス(UO)があるようですね。
香港には10分の遅れで到着。到着後はバスで移動でした。
バスでメインターミナルに移動します。
乗り継ぎに5時間ありますが、入国はせずトランスファーの方に向かい荷物検査をして、ラウンジに向かいます。ちなみに日本の免税店で購入した液体物も、専用のパッケージに入っていれば、乗り継ぎの検査も問題なく持ち込めるようです。空港によって異なるようですが、香港は大丈夫みたいですね。
■キャセイファーストクラスラウンジ
今回の目的の1つでもある、キャセイのファーストクラスラウンジへ。香港のキャセイのファーストクラスラウンジは、2か所あります。
まずは、Wingと呼ばれている、1〜4番ゲート辺りにあるラウンジへ。
少し場所が分かりにくいですが、1階がビジネスラウンジと共通の入り口になっています。トランジットではなく、出国した場合は、2階になるので、そのままファースト専用の入り口側からは入れます。
入るとシャンパンのバーがあります。3種類から選べました。
ソファエリアでゆっくりもできますが、なんといっても解放感抜群のカウンターで飛行機を見るがお勧めです。
カウンターの前には軽食とお菓子、ドリンク、それにお茶が12種類から選べました。
お茶やマカロンをいただきながら飛行機を眺められます。
このお茶、ティーポッドから出さないとどんどん濃くなっていくので注意が必要です。
さて、ここのラウンジの名物は、なんといっても個室のお風呂カバナです。順番待ちになるので、着いたらすぐに予約を入れてもらいます。早い時間なのでまだ利用者も少ないのか3番目と言われ、1時間も待たずに入れました。
こちらがカバナです。お風呂とデイベッドがあり、リフレッシュしたりのんびりできます。ここが空港のラウンジなのかと思うほど快適でした。
アメニティはシャンプーやボディソープとボディクリームだけなので、スキンケアは持参した方が良さそうです。飲み物は外から持ち込んでも良いということで、シャンパンを持ってきました。利用時間は90分までが目安だそうです。
お風呂に入って、デイベッドでのんびりしてるとすぐに90分経ってしまいます。
お風呂の後は昼食を取りにダイニングHeavenへ。
お昼のメニューは簡単なものが多く、椎茸料理と飲み物にキャセイデライトを注文。
この椎茸の餡掛けはあまり美味しくなかったです。キャセイデライトはいつ飲んでも本当に美味しいですね。
Wingを出てもう一つのファーストラウンジPierへ。こちらは61番のゲート近くです。Wingからは電車に乗るとすぐらしいですが、折角なので歩いてお店を見ながら向かいました。10分以上かかりました。
こちらのラウンジは、先程のオープンは雰囲気とは真逆の落ち着いた内装でした。wingからくると天井が低く圧迫感が多少あります。
こちらには、マッサージのサービスがあるので、早速予約してみようとしましたが、2時間待ちで間に合わず断念。ダイニングに行きました。メニューは先程のラウンジとおなじです。今度は、担々麺をいただきました。他の国のキャセイラウンジにもありますが担々麺はやはりおいしいですね。
その後、バーに行ってオレンジドリームという飲み物をオーダー。
窓からは間近に飛行機が見えました。
2つのラウンジをめぐっているとあっという間に5時間ほど経ちました。私がこれまで体験したファーストクラスラウンジは、成田、マレーシアとここ香港だけですが、断然ここがいいですね。
■セブ島へ
この日のセブ島行きCX925便は31番ゲートから15時25分搭乗開始予定でした。5分遅れぐらいで登場開始です。ビジネスクラスのレーンに並んでると、パスポートチェックをしてくれた係の人が、エメラルドはあちらですと、ゲートの前に案内されました。列を作るレーンがなかったのでわかりませんでしたが、ファーストの人は搭乗ゲートの真ん前のスペースで待たされました。この日は私ひとりで、ポツンと違う場所に待機させられている感じでした。
搭乗が始まると、一番にバーコードをスキャン、その時エラー音が鳴って、インボラになりました。ゲート前で待っている時、何人か呼び出されていたので、自分の名前が来ないかしっかり聞いていましたが、その時はありませんでした。インボラの神様にこの日も感謝です。
プレミアムエコノミーもある機材だったので、そっちへ変更かと思いきや、乗ってみるとビジネスクラスでした。バーコードスキャン時のインボラ確定はこれで二度目の経験でした。
16時5分出発ですが、何人か乗り継ぎを待っていたので、15分ぐらい遅れてプッシュバック。その後滑走路までかなり長く、離陸したのは16時33分でした。待っている間は、ウェルカムドリンクとおしぼりが配られました。何だか忘れましたが、美味しいドリンクでした。
日本には古い機材ばかりのようですが、ヘンリーボーンの窓側シートは快適でした。なぜ短い区間のセブに新しい機材が使われるのでしょうか。どんな戦略なのか知りたいところです。
食事はスパイシーチキン、ビーフ、グリーンカレーの三種類から選べました。一番後ろの席だったので、私のところに来た時には、ビーフは売り切れで二択でした。辛いものが苦手なのでどちらも選びたくなかったですが、グリーンカレーを選択しました。
味はとても美味しく、タイ航空の美味しいカレーを思い出させるぐらいでした。ただ、やはり辛かったです。
デザートはお決まりのハーゲンダッツ。4種から選べました。飲み物は香港スタイルミルクティをお願いしてみました。
3時間もない飛行時間で、もっと乗っていたくなるぐらい快適でした。すっかり日の落ちたセブ空港にはほぼ時間通り到着しました。
降りた瞬間むわっと熱い空気に包まれました。
飛行機と空港で過ごした長いようであっという間の1日でした。
ファーストクラスのラウンジに入る権利がなければ、香港の乗継時間は長いですし、市内にでるには短すぎる時間です。なので、成田発の香港行に乗った方がよさそうです。
以上 搭乗記とラウンジレポートでした。
次はセブ空港の紹介を近日中に書こうと思います。